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1リットルの涙 最終話

とうとう最終回でした。最後まで実話の部分を大切にしていて、亜也さんの生きた証を丁寧に追った最終回だったと思います。特に良かったと思ったのは、亜也さんが亡くなる場面やお葬式をメインにして泣かせようとするのではなく、亜也さんが何のために生きたのか、何のためにこの病気になったのか、生きることとは何か、視聴者に一緒に考えさせるような最終回だったからです。もっともっと亜也さんのために涙を流したい視聴者もいたかもしれませんが、涙は亜也さんが出し尽くして、天国に行ったのでしょう。


病状がどんどん進んで、身体機能が低下して、歩けなくなり、書くことも難しくなる。「見捨てられたかと思った」と言う一方で、「私の体を使ってね」という亜也。死が迫っていることを感じながら生きるって、どんなにつらいことでしょう。それでも家族は温かく、生きていることの喜びを亜也に思い出させてくれる。

「胸に手を当ててみる。どきどきどき、嬉しいな、私は生きている。」

生きているだけでも嬉しい。こんな風に思えることが私の日常では少ないように思います。ああ、もっとこんなこともしたいのにとか、こんなだったらなとか、無いものねだりしていることも多いです。亜也さんのこのシンプルな言葉は胸に響きました。


麻生君のお父さんが潮香さんに「お嬢さんとの時間を大切にしてください」と言っていたのも丁寧で良かったです。子供を亡くした親としての気持ちも分かっているお父さんだから、息子が兄だけでなく、亜也とまた悲しい別れをすることになるのを避けようとしていたのでしょう。でも考え方を改め、亜也と最後まで関わろうとする息子を認めるようになる展開は自然で良かったです。


そして麻生くんが登場するだけで、涙が出た私。研修医が亜也を幼い子供のように扱うのに対し、「もっと勉強してください」という彼。机の上には亜也の文章が載ったふれあいの会の会報がたくさん。会わなくなってからもずっと亜也のこと想ってくれていたんですね。
そして一年ぶりに麻生くんが亜也のもとへ訪れるシーンは、涙が後から後からこぼれて仕方ありませんでした。麻生君が読み上げた同じ病気の女の子からの葉書の内容も、麻生くんの読み方も、カーテンから見えた亜也の手も、すべてが良かった。 動けなくなっても、歩けなくなっても、誰かの役に立てた喜び、すごく伝わってきました。
「お前には、欲張ってでも、無理にでも、ずっと生きていてほしい。」
亜也の手を握ってあげてくれたらって思ってしまったけど、それをしないところがこの二人の距離感なんですよね。

クリスマスの夜に花束を持ってきた麻生くん。言葉も出なくなってしまった亜也。大雪が3メートルって冗談を言ったりする麻生くんと「う そ つ き」と返す亜也。変わらずに接する二人に涙。
日記を読んで、と言われて回想シーンと共に亜也の言葉が読まれる。原作でもお母さんが完成した本を読んであげた、と書いてありました。麻生くんが「わたし けっこん できる?」って読んだ時、悲しくて、せつなくて、嗚咽が漏れてしまいました。

「おまえ、頑張って生きてきたな」

「そ う だ よ」

「いばんなよ」

「い き て ね」

「わかった」


みんなの代表で麻生くんが言ってくれました。亜也は胸を張って「そうだよ」って言えてたと思います。私もいつか人生を振り返った時に、そんな風に思えるよう頑張らなくちゃって、思いました。そして亜也が最後の涙を流して、目をつむりました。


先週の「花に囲まれて眠りたい」っていう言葉から、病室をお花で埋めたシーンがあるのかと想像していた私ですが、それはありませんでした。演出としてあえてそうしたのだと分かったのは、亜也の一周忌に日記を読んだ多くの人々がお花を持ってお墓を訪れたから。
そういえば亜也は「眠り続けたい」って言ってたっけ。「1リットルの涙」が読まれ続ける限り、亜也のお墓のお花は絶えることが無いのではないかな。多くの人の感謝や感動の想いが、天国の亜也さんには届いていると信じたいです。








2005-12-22(Thu) 01:03| 1リットルの涙| トラックバック 1| コメント 3

1リットルの涙 10話

ふぅ〜、また辛かったです。これがドラマの中の出来事ではなくて、何年にもわたって一人の女の子に与えられた運命だということなんです。毎日毎日自分の思いを書くことで吐き出し、整理し、前を向こうとしていた亜也さん。毎回思いますが、なんて辛い病気なんでしょう。


今回はもう養護学校卒業から始まり、自宅療養へと移る展開でした。家族は温かく迎え入れてくれたけれど、亜也は「過ごしやすい場所を求めているんじゃないの。これから先どう生きていくか、そのことを考えていたの」と書いていました。必死に自分なりの未来を描こうと、自分の生き方を探していた。人の役に立ちたいと思っていたのに、人の世話になるばかり。周りはどんどんそれぞれの進路へ向かっている。取り残されていく気持ち。つらかったでしょうね。それでも懸命に自分の足で歩きたい、とリハビリのために入院を決意する亜也。

体が次第に動かなくなり、電話したくてもかけることもできない。もう自分にできることなんて何も無い。そう思ってしまうのは仕方の無いことだと思うのです。でも亜也の気持ちを分かっていなかったって反省して、また彼女を支えて立たせようとする潮香さん。あの電話の前でのシーンから今回は泣き通しでした。「亜也にしかできないことずっとやってきたじゃない。毎日書いてきたじゃない。」強い母親だなあ、と今回も感心してしまいました。娘が傷つかないようになんでも周りがやってあげるというのではなく、できることを大切にしていこうと言える強さ。それがいずれできなくなる事だと分かっていても、そう言えるだろうか。強い母親です。生きる意味を亜也さんに見出してほしいと願っていたんですよね。


最後に麻生君の事。
亜也のために鉢植えのお花を持ってきた麻生くんのやさしさ、亜也の心に沁みますよね。動植物が好きな麻生君ならでは。歩くことができなくても、強くかわいく花を咲かせることはできる、と伝えたかったのか。あのお花はなんという名前なのかな。「でも、かわいかったから」という笑顔、やさしい〜。
麻生君のお父さんの潮香さんへの言葉は本当に自分の子供の事、亜也の事を真剣に考えているからこその親としてのつらい言葉だと感じました。潮香さんにも麻生君のお父さんの気持ちは伝わったのだろうと思います。
亜也は麻生君が友達といる時の笑顔を見たり、麻生君の前で失敗してしまったりして、どんどん寂しく、つらくなっていく。「私には書くことがある」と気付いて自分から手紙で気持ちを伝えることに。

 いつもそばにいてくれて、ありがとう。
 励ましてくれてありがとう
 自分の夢を見つけて、生き生きと輝いている麻生くんを見ると
 私も嬉しくなります。
 
 いろんなことを学んで、いろんな人と出会って、
 あなたはこれからも、ずっとずっと生きていく。
 あなたの未来は、無限に広がっている。
 でも、私は違います。
 私に残された未来は、 
 なんとかして生きる、それだけ。
 たったそのことだけ。
 この差はどうしようもありません。
 毎日、自分と戦っています。
 悩んで、苦しんで・・・
 その気持ちを押さえ込むので、精一杯です。
 
 正直に言います。
 麻生くんといると、つらいです
 あんなこともしたい、こんなこともしたい
 もしも健康だったら出来るのにと、思ってしまうんです。
 麻生くんといると、叶わない大きな夢を描いてしまうんです。
 もちろん、麻生君のせいじゃありません。
 でも、羨ましくて、情けなくて、
 どうしても、今の自分が、みじめになってしまうんです。
 そんなんじゃ、前を向いて生きていけないから、
 いろいろしてくれて、ありがとう。
 こんな私のこと、好きって言ってくれて、ありがとう。
 何も返せないで、ごめんなさい。
 もう、会えません。

一緒にいると楽しいし、嬉しいけど、でもつらい。健康だったらって考えてしまう。そんな自分が惨めで情けない。もう会えない。本心だろうと思います。そこから病室での「わたし、けっこん、できる?」につながるあたりはもう・・・

「でも、いつか、いつかが来たらお花一杯に囲まれて、眠り続けたい」

ああ、とうとう来週で最終回です。



2005-12-14(Wed) 13:48| 1リットルの涙| トラックバック 0| コメント 4

明日の「笑っていいとも」

明日のテレホンショッキングのゲストは錦戸亮クンだそうです。
WAKAさんのブログで知ってちょっとテンションアップしております。
どうやら彼も山田君系統で、ジャニーズだけど、おしゃべりは苦手らしいですよ。私は演技している彼しか見たこと無いので、ちょっと楽しみです!

・・・・・で、山田君は金曜日「笑っていいとも」に出るでしょうか?
ゲストが主題歌担当のアッコさんだったらまじ笑えますね
いや、笑えないか・・・


2005-12-12(Mon) 21:19| 1リットルの涙| トラックバック 0| コメント 3

1リットルの涙 9話

今回は養護学校へ転校して寄宿舎生活になり、病気も進行し、話しにくくなってきました。演技も難しくなっているだろうけど、頑張っているエリカちゃん。麻生君との関係がクローズアップされた回でもありました。

どうしても東校にいた時と養護学校での生活が違いすぎて、戸惑いが大きかっただろうと思います。東校では友達に手伝ってもらうことが多く、それが負い目になっていた事もあっただろうけど、養護学校ではすべて自分でやることが求められる。しかも集団生活。なるべく自分の足で歩こうとするけど、先生には教室への移動は電動車椅子を使うよう、周りのペースに合わせることも必要だと言われる。頑張り屋の亜也にはつらいですね。 

そんな中変わらずに亜也に接してくれる麻生くん。水族館デートでの亜也は嬉しそうで、なんか泣けてきました。麻生君もいるかのストラップ(しかもお揃い)買ってきてくれちゃうし。だけど「ペリカン広場」をおばさんに聞き取ってもらえなかったりもして、、、

結局二人のシーンにはつきものの雨が降り出し、お母さんにも「なにやってんのよ!!」と怒られてしまい、かなり落ち込んでいた麻生くん。少しのことが命取りになる現実を、彼もはじめてリアルに感じたのだろうと思います。でもやはり亜也のことを想う気持ちは変わらない。今できることを、今の気持ちを大切にしようとする麻生くん。この時に亜湖の東校受験に向けて頑張る姿を絡ませていたのがとても良かったと思います。実際にも妹さんは亜也さんの高校を卒業しているし。

麻生君が養護学校に行って告白するシーン。いや〜、泣けました。もう彼の言葉が彼らしくて、本当に心からの言葉という気がして。
 

「俺の今の気持ち、言っていいか?
 ずっと先のことなんて、わかんない。
 けど、今の気持ちなら、100%嘘が無いって、
 自信持って言える。
 俺、おまえが話すなら、どんなにゆっくりでもちゃんと聞く。
 電話で話せないなら、こうやって直接会いに来る。
 俺イルカじゃないし、おまえもイルカじゃないし。
 おまえが歩くなら、どんなにゆっくりでも、一緒に歩く。
 今は、頼りにならないかもしれないけど、
 いつか、おまえの役に立ちたい。
 昔みたいにいかなくても、そういう気持ちでつながっているから、
 住む世界が違うとは思わない。」



しかも「俺、おまえのこと、好き・・・なの?好きなのかも、多分。」とか、照れ隠しで言ってしまうあたりもね、彼ならでは。彼の笑顔は控えめな感じで、いいですね。

亜湖が東校に受かって「奇跡が起きたよ!」と病室に家族で報告に来たシーン。亜也に向かって「亜也ねえの代わりに東校卒業するよ!亜也ねえの夢引き受けたから」と亜湖に言わせたのはどうかなあ。亜也の事、すごくよく分かっているあの妹はそんなこと言わない気がするんです。そこは無言で分かり合う、っていう感じの方がリアルだったような。でもね、その後に流れた亜也さんの言葉が彼女の精一杯の気持ちを現していて、また泣けてしまいました。悔しい気持ちもあるだろうに、懸命に前を向いて歩いていこうとしているのです。

足を止めて、今を生きよう。
いつか失ったとしても、諦めた夢は、
誰かにゆだねたっていいじゃないか。






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2005-12-08(Thu) 19:34| 1リットルの涙| トラックバック 1| コメント 6

『1リットルの涙』『いのちのハードル』を読んで

ドラマを見終わってからと思っていましたが、少し時間があったので、読み出したら2冊とも読んでしまいました。
読んでいない方にはかなりのネタバレですので、<続きを読む>方式で感想を。


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2005-12-04(Sun) 16:41| 1リットルの涙| トラックバック 0| コメント 1

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