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『容疑者Xの献身』

言わずと知れた東野圭吾さんの直木賞受賞作を今頃読みました。たまたま子供たちと図書館に行ったら、返却本のカートに載ってたから。

一気読みしました。睡眠時間3時間になっちゃった。でも途中でやめられるストーリーではないので。今まで東野作品は5作品くらい読んでいますが、一番トリックにこだわった作品だと思います。彼はいろんな作風に挑戦しているので、一概に比べることは無意味ですが。『手紙』も『白夜行』も書いてるんですもんね・・・全然違います。でも面白かった。深く考えさせられるっていうより、私にとってはエンターテイメントとして面白かったです。

もともと東野さんもエンジニアだったということなので、石神という数学者の心理というか、凡人とは違う感覚を非常にうまく描いていたと思います。天才数学者の純粋さを描きたかったのかな。そしてもう一人の天才、湯川との対峙がなんともいえないんです。天才同士にしか分からない通じ合うもの、みたいのがね。
ラスト100pくらいで湯川がトリックに気付く場面があり、もちろんほとんどの読者はまだそのトリックに気付かないから、やきもきします。私も一体どういうことなんだろうって思いながらももしかして、もしかしてそのありえない事って○○??と予想しながら読み進めていきました。で、やっぱり予想通り。私は細かい部分は全然推理できてなかったから、なるほど〜って感心したり、やっぱりありえない〜って思ったり。タイトルにもなんだか妙に納得してしまったし。
そして、そして本当のラストシーンは涙出ました。東野さん、積み上げ方が本当にうまいです。


なんとこの作品に出ていた湯川学=偏屈な天才物理学者は東野さんの作品の中では3作目の登場だそうでして、一作目が『探偵ガリレオ』、二作目が『予知夢』、そして今作とのこと。前二作も読みたいな〜と思ってネットを見ていたら、、、秋のフジ月9で福山さんがやる『探偵ガリレオ』ってこの湯川学なのね〜!!!びっくりです。とりあえずカッコ良過ぎるんじゃないの?!う〜ん、きっとドラマは第一作目を元にして作るんだろうな。ドラマ見る前に読んじゃうか、やめとくか、悩み中です。実を言うと私が『容疑者〜』を読んでイメージした湯川は東野さんです(笑)


2007-09-23(Sun) 22:06| 読書| トラックバック 0| コメント 0

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